誰の空

もっとよく聞くために知るために 僕は目を閉じる
言葉の素顔が見えてくるように

少し飛び出していた引き出しを押し込んだ
なんでもない意味もない 気持ちが収まった
雨が上がるって空のもの 雨が止むって地上のもの
笑いながら振り返れば 消すものは何もない
ひとつ歩くごと錆ついた 赤茶けた現実があった
生きることのすべてを歌う 歌う歌う

世間の行く先が少しずつ離れてく
なんでもない自分の行く先を信じてる

あれほど強い視認浴びた あれほど強い痛みだった
あの日僕は金具のような音で明日つないだ

ひとつ歩くごと錆ついた 赤茶けた現実があった
生きることのすべてを歌う 歌う歌う

孤独さえも磨き上げて 青空を引き受けた
誰の空 自分の空 僕のつま先に届いた空

ひとつ歩くごと錆ついた 赤茶けた現実があった
生きることのすべてを歌う 歌う

ひとつ歩くごと錆ついた 赤茶けた現実があった
生きることのすべてを歌う 歌う歌う

 

詞 ASKA