虹の花

空を飛べないことは仕方がない
だから僕らには 飛行機がある

立ち向かっても儚く散ってしまう けれど心には剣がある
老人がこの地上で語る 若い頃の日々に頷こう

海の彼方に 虹の花が咲く島があるのは本当さ
コップですくった海の水に 命があるのは本当さ


浮かんだ雲のふるいにかけられて
下りてくるような 光の色で

僕らの見えない国境線 きわめて明るく引かれてる

天に送り返すような魂を僕らは皆持っている
駄目になっても笑うことを僕らは いつの日か知っている


君に見える 僕に見える素敵なことって
瞼閉じてみても見える きっと見える


海の彼方に 虹の花が咲く島があるのは本当さ
コップですくった海の水に 命があるのは本当さ 

 

作詞 ASKA